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Gecco×豆魚雷『ベルセルク/ ガッツ 1/6スケールスタチュー』原型制作を振り返る座談会 第四回

            
こんにちは、原田プリスキンです!

ただいま、スネークの生産のため中国からブログを更新しています。
昨日までこちらは30度近くの気温で夏状態だったのですが、今日になっていきなり寒い!
今日は今朝から関東地方も寒いと聞いて、「遠いよね?へんなの」と思っております。

さて、この出張のおかげで間があいてしまいましたが、
ベルセルク/ ガッツ 1/6スケールスタチュー ロスト・チルドレンの章 黒い剣士Ver.



原型制作をふりかえる座談会の第四回をお送りします。

第一回はこちら
第二回はこちら
第三回はこちら

それでは、どうぞ。

※  ※  ※

原田:教訓を得ましたね。「はじめにしっかり決めましょう」って(笑)。

Gecco:ははは。「基準を持って仕事をしましょう」(笑)。

原田:本当ですね、最終形を思い描いて……そりゃ、作っている内に変化していくことはあると思うんですけども。
「Bloodborne」が割と早い感じで進んでいるのは、最初にガッチリ決めたからというのはあると思うんですよ。


※鋭意製作中です、「Bloodborne」!フロム・ソフトウェアさんの監修により、今の状態は上の写真とはかなり違ってます。もちろん、えらく良くなってますよ。お楽しみに!

赤尾:そうですね。

Gecco:いやぁ、あれじゃないですか。2015年の赤尾さんはスーパー早いじゃないですか。

原田:早いですね。

赤尾:今のところは。あと、僕一人にやらせると、えらいことになりますよと。

原田:悩んじゃったら、もう。

Gecco:意外と赤尾さん、悩みキャラなんですよね。

赤尾:そりゃ悩みますよ。

Gecco:今まではどうだったんですか?ガレージキットの原型とか、Gecco以外のメーカーさんの原型仕事とか。どうされてたんですか?

赤尾:もちろん延ばしてもらうことはありましたけどね。

Gecco:悩んだときはどういう解決を。自分でなんとかしていった?

赤尾:担当の人に見せて指示を貰うとかありましたけど、自分で考えるしかないですね。無い知恵しぼって(笑)。

Gecco:なるほど……。どうですか、最初にガッチリ決めた方がやりやすいです?

赤尾:そうですね。迷ってやっていい結果になればいいけど、そうとも限らないですし、ただただ遠回りしてるだけの可能性もありますし。良くなったと思うことばかりじゃないですから。

Gecco:もうちょっと僕らも、プランニングをしっかりして、そして原型をお願いすると。

原田:得る物がたくさんありましたが、その代わり失うものもたくさんありましたね。

Gecco:何を失いました?

原田赤尾さんの収入……。

赤尾……。

Gecco:ああ、そうですね……。それは今年挽回していただいて。

※ガッツに長期間かかりきりになってしまった分、専業原型師である赤尾さんは他の仕事を入れられず、その間の収入が途絶えてしまった。

原田:今年はもう、仕事だらけですから。

Gecco:今年はいいペースなんじゃないですか?今は発表できない、あれやこれや……。
ガッツは年をまたいだので、2015年完成でしょう。
絶賛開発中の×××も今年ですよね。あれはめちゃくちゃ早かったですし。
Bloodborneもいいペースで来てますし……サイレントヒルの新作は言っていいんですよね?

原田:去年の2月の時点でサイレントヒルをやりますと発表しているので。
忘れられたら困るから、つどつど言っていかないと(笑)。

Gecco:そうですね、ちゃんと布石を残していかないと(笑)。

※先日、「サイレントヒル2」からクリーチャー2体の制作が決定、そのうち一体は「レッドピラミッドシング 槍バージョン」であること、その企画には産みの親である伊藤暢達さんが関わることを発表しました。ご期待ください!

原田:というわけで、サイレントヒルの新作も色々準備していると。
さらに新作のあれとあれも形は見えていると。
 
※  ※  ※
 

原田:……赤尾さん、ガッツの造形で楽しかった部分ってどこですか?

赤尾残念ながら、辛かったことしか思い出さない!

原田:残念だなあ!すごく残念だなあ!

Gecco:顔とか、めちゃくちゃカッコいいじゃないですか!



赤尾:ああ、顔は決まりましたよね。

原田:顔、決まりましたね。

Gecco:あと、ドラゴンころしとか、あの辺は勝手知ったる感じですか。

赤尾:うーん、特に……ハハハ。

原田:確かに楽しそうではないな(笑)。



Gecco:僕は赤尾さんのカッチリしたプラ板細工とか好きなんですが。

原田:作業として楽しそうではないなというのは、思いますけども(笑)。

Gecco三角の大鉈の時も、気持ちいいなという感じだったんですけどね。



原田:見てる側は気持ちいいですよね。

Gecco:作っている側はそうでもないですか?

赤尾そうですねえ、特に。夢も希望もないですか?(笑)

Gecco:いやいや、残念でしたっていう……(笑)。

原田:残念でした(笑)。

赤尾:でも、顔が決まったのは大きかったかなと。

原田:この(ガッツの)造形に関しては、(原作者の)三浦(建太郎)先生からもお褒めの言葉を頂いて。「ガッツの顔が若々しい、良い」と。

Gecco:そうですね、ガッツは20代なんですかね?この頃って。

赤尾:どうなんでしょうね、正確にはわかりませんけど。

原田:ほどよく断罪篇あたりの雰囲気がでてるなと。

Gecco:そうですね、ぐっと深みが増してきて。
狂戦士だと、甲冑で肉体的にもボロボロになっていくという。

原田:だから若すぎず老けすぎず、本当ちょうどいいガッツで。

赤尾:原作で、まだ顔に丸みのある感じは出したかったですよね。

Gecco:ちょっと青年ぽさが残るという感じっていうかね。
おっさんでもないんでしょうけど、まだ少し少年ぽさが抜けない青年?

赤尾:そうですね、若い感じは出したかったです。

Gecco:逆に狂戦士になって白髪が出始めると、造形的にどんな感じになるのかなと。

原田:こないだちょうど赤尾さんと一緒に、バストの写真を見てたんですよね。前に作った狂戦士のバスト。あれ1/4くらいですか?

赤尾:1/4くらいですね。

原田:当時はあれが最高のガッツだと思ってたんですが、それが今回のロスト・チルドレンのガッツを見たら、少し物足りなく見えてきて。

赤尾:まあ、毎回ですよね。

Gecco:それは成長じゃないですか?

原田:作るたびに上手くなる。この人はどこまで上手くなるんだろう。

Gecco:赤尾さん、いま褒められたところですよ(笑)。

赤尾:ハハハ。なんとか良くしないとやってられないですよね。

Gecco:どうですか?総じて。自分の中では決定版になったと思います?

赤尾:うーん……分かんないですねぇ。やることはやり切りましたけど。

Gecco:今の、2014から2015年の、赤尾さんの持てるすべてを出し切りましたみたいな。

赤尾一生懸命やりましたからね、もちろんね。
そこはもう、買ってくれる人が評価してくれるしかないですからね。

原田:さすが。

赤尾:もう少しうまく言えるといいんですけど。

Gecco:次の狂戦士も待ってますから。

赤尾:ふふふ。

原田:もし、万が一やり残したことがあるなら、そっちで。でも僕らは、まったくこれに不満は無いです。

Gecco:僕らとしては満足いったなと。いや、満足いくかどうかは、これから僕らが頑張らないと駄目ですけどね。原型で満足してはいけないので、製品でね。

原田:いやあ、地獄見そうだなこれ……。

赤尾:よろしくお願いします。

原田:頑張りますよ。

Gecco当たり前じゃないですか、地獄見るのなんて。地獄でなぜ悪い、ですよ(笑)。
あとは、今後のベルセルクのシリーズはどうなるかっていう所で。まずはお詫びを申し上げます。年に2〜3体は無理です。ごめんなさい。

原田:無理ですね……。

Gecco:遅くなった理由は赤尾さんにだけあるわけじゃなくて、僕らも気負ってた部分があると思うんですよ、なんだかんだ言って。でも、何かをあきらめたり妥協したかというと、それは無かったじゃないですか。

原田:とことん無かったですね。

Gecco赤尾さんの首をグイグイ絞めながら、どの口が言うのかと無理難題を押し付けて……。

原田:結局のところ良い物があがったんですが。

Gecco:なんですかね、ベルセルクの原作も超大作で面白いですし。
それだけのものに向かい合おうとなったら、そんなにサクサクはできんなと。
それなりに大きなエネルギーなりカロリーがかかるので。頑張っても、一年に一作という感じですみたいな。

原田:あ、一年に一作ですか?

Gecco:え、年に二作くらいやった方がいいですか?わからないですが、やっぱり最低でも一年に一作は出したいですよね。
当然ガッツで時間もかかったですから、第二弾のゾッドもサクっとはいかないです、みたいな。

原田:なんだろう、やりたくないなあ、ゾッド……。

Gecco:ええ?僕は欲しいんですけども。なんでやりたくないんですか?

原田:決まってるじゃないですか。大変そうだからですよ(笑)。

Gecco:でも製品はそうでもないじゃないですか。基本毛むくじゃらキャラですよ(笑)。

原田:この楽観的なところがねえ。

Gecco:いやぁ、最初から構えたらしんどいじゃないですか(笑)。
しんどいのは、やってる時だけでいいですよ。

原田:あとは頑張って宣伝して知ってもらって、頑張っていい製品作って。
赤尾さんの方もお仕事たんまりですから、着々と進めて頂いて。
頑張るだけですね、本当にみんな。

Gecco:高くなったのは申し訳ない気持ちでいっぱいですけども。
でもすみません、引き算しないのでこうなりますみたいな。
皆さん、次ゾッドはいつ出すのって話になるんですかね?

赤尾:ゾッド、決まりですか?

Gecco次は使徒形態のゾッドですって言ってしまってるので。

※全高70センチくらいになるらしいです。翼もあるので超巨大。

赤尾:僕は楽しみですけど。原田さん嫌がってるなと思って。

原田:外野だったらすごく楽しみですけどね。

赤尾:苦労が目に見えてるから?

原田:最近、苦労に対する恐れが強まってる気がする。

Gecco:何をいまさら(笑)。

原田:もうちょっと、早く帰れるようになりたいなあ。

Gecco:早く帰ってもいいですよ。

原田:おのれ(笑)。

Gecco:でも、やっぱりゾッド見たいですね。

原田:まぁ、宿題が色々ありますから、ゾッドはいつ頃できますよと明言も出来ないし、ひたすらお待ちくださいと言うしかないですね。

Gecco:その代わり、出すからには決定版になりますから。あの、サボってるわけじゃないですと。

原田:全身全霊でやってる、っていう事をね。

Gecco:魂を削った結果がコレなんだよと。

原田:魂なくなるんじゃないですかね、このやり方続けてたら。削って削って……。

Gecco:赤尾さんの髪の毛が白くなっていくんでしょう?(笑)。

原田:右上だけね(笑)。

Gecco:味覚も色覚も失われるんですよ(笑)。

赤尾:あぁー……。

Gecco:何ですか、そのため息は(笑)。
えらい所の仕事を引き受けたなあ、みたいな?

赤尾:ハハハ。

次回に続きます!

第一回はこちら
第二回はこちら
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そんないろんなあれこれが詰まったガッツ、ぜひご予約をお願いします!
こちらからどうぞ!
ベルセルク/ ガッツ 1/6スケールスタチュー ロスト・チルドレンの章 黒い剣士Ver.

どうぞ、よろしくおねがいいたします!
それではスネークの生産ラインに戻ります〜

◆原田プリスキン◆
 

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