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Gecco『ベルセルク/ ガッツ 1/6スケールスタチュー』、開発舞台裏!テストショットでご紹介します

            
こんにちは、原田プリスキンです。

だいぶご無沙汰だったのですが……久々に、Geccoの開発舞台裏をご紹介したいと思います!

「ベルセルク/ ガッツ スタチュー」、じつはいっぷう変わった構造になっているんですよ。

まずは、テストショットの写真を。

P9010677.jpg
P9010672-mini.jpg

毎度ながらの発狂分割衝撃のパーツ数。

ABS&PVCは130パーツを超え、金属パーツは16個。マントは特殊なポリストーン製です。

「今回も、まあまた、こんな……」と、ため息が出てしまう画ヅラですね。

ちょいと頭部にクローズアップしますと、

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頭部だけで、8パーツからなる構成になっています。
後頭部は4パーツのレイヤー構成!

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ガッツの頭は、ドリアンみたいなツンツンヘアーですからね。
これを一体で成型しようとすると、ディテールをつぶさないといけません。そんなのはもってのほかだ!

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ですからこのような多層に分割することで、原型のモールドを完全に再現してやるのです。

P9010682.jpg

組んでしまうと分割の線はわかりません。

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眼球も別パーツ。
皮膚の毛穴といい、原型の細かなディテールがしっかりと拾えています!



すごくガッツだ!仕上がり上々の、わくわくするテストショットですね。

さて、どのへんがとくに「変わった構造」なのかしら?

足の組み立てから見ていきましょう。

P9010689.jpg

まずは硬質なABS製の太腿に、PVC製の革の腿当てを穿かせます。

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おなじくABS製の脛にPVCの裾をはかせたものを、ヒザ部分で連結。



こうつながる。ヒザのところに、丸い穴があいていますね。



そう、これはネジ穴です。

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留めてやると、

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ガッチリ固定できました。この部分の連結に、接着剤は使わないのです。

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ABS製のヒザ当てをつけると、すっかりふさがって見えなくなります。

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もう片方の足も同じようにネジ留めして、左右を合わせてみる。すると、

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おお、腰の奥の部分にもネジ穴が見えるぞ。

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こちらも留めてやっちゃいましょう。

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おお、こちらもガッチリ。思わずブンブン振り回したくなるような頼もしさです。

さて、お次に出てきますのは

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上半身の胴部分。

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このように、内部がガバッとトンネルになっています。

そのガバッとしたところに、

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下半身をズボッと差し込む。

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下半身の腰から上、ずいぶん長いと思いましたら巨大なホゾだったんですね!

P9010688.jpg

そしてまた新たに登場したのは、長いネジだ!

そう、こういうことです!

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肩まではめるとこうなのですが、



両肩、胴体、下半身が、この長いネジで固定されるのです!

左肩にも、面白い工夫がされています。

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これ。左肩。
ホゾの部分に、謎のスリットがあるのがごらん頂けると思います。

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そして、謎の板……。
ナットがはまっていますよ。

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そう、こういうことなんですね。

P9010725.jpg

スリットに、この板を差し込んで……

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ね、こうなります。ネジの「受け」を作ってやったわけです。

で、両肩を胴体に装着したら、

P9010728.jpg

ネジ留め!

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この通り!激しく、このうえなくガッチリです!
巨大なマントを背負わせても、ビクともしません。
ガッツの体幹は、ネジ留めをしたABSで構成されているのです。

これは、Geccoのファーストアイテム「サイレントヒル2/ レッドピラミッドシング」の内部骨格から連綿とづづく



ひと夏越すごとにフィギュアが



スムーズ・クリミナル状態になっていくことに全力で対抗した、末永く楽しんでもらうための工夫なのですね。
もちろん今回は、重たいマントを背負っているのでなおさら念を入れています。

これは購入していただいても絶対にわかりえないこと……なにしろ外側からは見えっこありませんので、ガッツがお手元に届いた際には「中もけっこう凝ってるんだよな〜」と思って、愛でてやっていただけるとうれしいです!

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それにしても、今回も分割しまくってます。
この胴体だってワンパーツでやろうと思ったらできますし(ベルトの端の金具は別として)、というかワンパーツのほうがいろいろと楽だったりするわけです。
……が、

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やっぱり分けることによって得られる(クオリティ面での)恩恵が大きい。
ひとくちに言ってしまうと、精密感が段違いになるんですね。
ワンパーツにすると、どうしてもディテールが、設定上でのパーツの境界がダルくヌルくなってしまう。
色の塗り分けの精度も段違いです。

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無彩色でも、これだけで「締まった感」が出てますね!

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この革のお尻当てを見てください。真ん中には革ベルトがあります。

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ここも、分割されている……。
マントとボウガンに隠れる部分ですから、ここひとつだけで全体へのこだわりっぷりが伺い知れるのではなかろうかと。

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これは、なにかしら?

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ニッパーでちょん切って……

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そう、ガッツの体のあちこちにある「ベルトのはしっこ」でした!
やっぱりベルトのはしっこは浮いていたほうが、情報量がグッと上がるのでうれしくなるでしょ?

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こういう、肩アーマーにもついたり。こういう細かさ、わくわくしますよね。
驚くべきなのは、ここはマントの下になるので基本的にあまり見えないということです。ハハハ……。

工場による彩色サンプルはいま手元にないのですが、足だけありました。

P9010756.jpg

ご覧の通り、非常によろしい按配!

そうそう、マントについても……ってこれは文章に書いても仕方ない部分もあるのですが、情報だけ。

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このマント、いわゆる「ポリストーン」と言われて皆さんが想像するポリストーンとは違います。
僕もはじめ「ポリストーンだよ」聞いたとき、あのポリストーンしか想像できませんでした。

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なんというかこう……軽くて、粘り気があるのです。
何も言わずに豆魚雷スタッフにこのマントを触らせたとき、全員が「PVC」か「わからない」と答え、「ポリストーン」と答えた人はひとりもいませんでした。
そのくらい、「いわゆるポリストーン」とはかけ離れた素材感なんですね。

ポリストーンは落とすと粉々になります。
テスト用のマントを床に落としてみたところ……なんと、ヒビが入りました!
キミ、本当にポリストーンなのかい?

造型うんぬんに直接かかわる話ではないのですが、こういった話もサブテキストとして楽しんでいただければと思います。
(落としたらダメですよ!ゼッタイ!)

さて、もう9月……9月か!
ということは、来月発売です。早いな!
追加生産分、まだ枠があります。お早めにぜひどうぞ!

ご予約はこちらから↓↓↓
【追加生産分】ベルセルク/ ガッツ 1/6スケールスタチュー ロスト・チルドレンの章 黒い剣士Ver.

お楽しみに〜!

◆原田プリスキン◆
 

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