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【第四回】豆魚雷のAmazing Artist Collection Vol.7/ 『Survival:01 Killer』 作者・大畠雅人さんロングインタビュー

            

こんにちは、原田プリスキンです。

 

大畠雅人さんによる「豆魚雷のAmazing Artist Collection」第7弾、「Survival:01 Killer」。

 

 

あす7月14日、大畠さんをお招きしてのニコ生です!

20時から!

 

 

後輩思いの先輩も参戦することがほぼ確定いたしました。

もうひとりのゲストは誰かな? ぜひご覧ください。リアルタイムでご覧になれない方は後から見られるタイムシフト予約を!

 

連日更新の全五回にわたるロングインタビュー、本日は第四回です。

それでは、どうぞ。

 

第一回はこちら

第二回はこちら

第三回はこちら

※  ※  ※

 

 


原田:サバイバルシリーズってみんな少年・少女ですね。最初に「Killer」を作った時に、ラスアスで言うとエリーの次はジョエルかな? みたいな話もさっきあったんですけど。この世界にはおじさんは登場してくるんですか?

大畠:登場してます、常に。

原田:あ、設定的に。世に出てないけど。

大畠:世に出てないけど。でもなんか、少年少女たちに共感するっていうか……。うわ、すごい恥ずかしいんですけど(笑)。

原田:大丈夫です、話して話して(笑)。

大畠:やっぱり力が弱かったり、こういうゾンビの世界の中で一人で生きていくのが大変な人ほどドラマ性が出てくるっていうのはあるんですけど……このへんの造形は、基本的に自分の日頃の鬱憤の発散なんですよね。

原田:そうなんだ!

大畠:欲望と怒り……鬱憤が溜まるじゃないですか、皆さん生きてると(笑)。

原田:ハハハ。造形を見ると、涼しい顔してゾンビの腕持ったり、斧に頭刺したり。

 


大畠:そういうことを子供にやってもらって、大人を全員ぶち殺していただいて……。

原田黒須:(笑)!

大畠:そうすると、僕の怒りの供養になるし。

原田:作家性? 今その話を聞いてあらためて作品を見ると、あっなるほど、っていうのが凄くありました。怒りの供養だったのか。捌け口があってよかったなっていうね。

大畠:そうなんですよね。みんなそうなんじゃないですかね、造形やってる人、作家的な人。

原田:うーん、人によるのでは……。怒りの発散で作っている方っていうのは初めて会ったかも。

大畠:平和な気持ちからは僕は作れないですかね。

原田:うーん、これは貴重なお話。

黒須:今って人間キャラだけですけど、例えばクリーチャーとか、それこそ敵対するゾンビを作ってみたいというのはあるんですか?

大畠:ゾンビは襲い掛かる側で、僕は返り討ちにしたいので子供たちを作ったほうがテンションあがるのかもしれないですね。

原田:まあ今後商業原型が山盛り詰まってるっていうことなので、どんどん楽しくやって頂いたほうが良いのではないかと。

黒須:そこでこう鬱憤を貯めて頂いて、いいオリジナルが作れればなと(笑)。

原田大畠:ハハハ!

 

※  ※  ※


原田:Black Rock Cityのことについて聞かせてください。このバストは「バーニングマン」(※)がモチーフだと前に伺いました。

 

(※バーニングマン……アメリカはネバダ州の砂漠で開催される大規模なイベント。色々とすごいので調べると楽しい!)

 


大畠:これは、まず胸像を作ろうと思いました。それで顔を最初に作って……サバイバルのシリーズとは別の世界観にしたいと思ってた時に、丁度ずっと好きだったバーニングマンだ! と思って。この時はバーニングマンに行きたいってことしか考えてなかったので。

 



原田:バーニングマンに参加する人はこんな感じなのかな? みたいな。

大畠:バーニングマンの色んなアートブックを見て、行きたいなあ、こんな感じかなあというのを。言ってしまうと、特に深く考えてない……(笑)。「バーニングマン行きたい!」だけで作ったっていう。これ、3日くらいでできちゃったので。

原田:うわっ、そうなんですね。

 


大畠:その何というか……「鮮度」をそのまま吐き出したというか。アラがあるけど、衝動で作ったのでこんな感じかなと(笑)。

原田:そうかあ。バーニングマンはいつか行きます?

大畠:行きたいんですよ。でもね、行きたいって言ってたらいつになっても行かないんで、2020年までには行くという目標を立てました!

原田黒須:おおっ!

原田:僕は絶対無理だな。生きていけない、あんなところ行ったら。

大畠:英語だけなんですよね、心配なのは。物資を得る方法が物々交換じゃないですか。喋れないで行って、物々交換ってのもすごい恐いと思って。

原田:気をつけて行って来てください(笑)。「Wind Rises」もいいですよね、がらりと違う世界観ですけど。

 



大畠:これはね……あんまり考えなくて。ただ女子高生を作りたいって気持ちだけで(笑)。

原田:あ、凄い!ソックスに校章が入ってる。



大畠:そうそう。これ、校章の為だけにわざわざ高い3Dプリンターで出したんですよ。海沿いの高校だなってところだけ考えてて。

原田:確かに潮風が吹いてますよ、わかる……気がする! でも下は雪?

大畠:雪です。

 


原田:雪が降る地方の、海沿いの高校かあ。

大畠:それで、錨のマークにしたんですよ。

原田黒須:そうか(笑)!

大畠:ボタンにも全部錨のマークが入ってるんですよ。ちょっと消えちゃってると思いますけど。

原田:えっ凄い……あ、見える見える。

 


大畠:そういうところで楽しんでますね。

原田:これは素晴らしい! 買ってよく見て、初めて気付く。

大畠:割と気付くかも知れない。

原田:ワンフェス会場じゃ難しいけど、塗る人は気付きますよね。

大畠:これは時間かかったんですよ。ポージングが難しくて、4回仮出力して、4回ダイナミックな調整をして、それで何とか落としどころに着いたかなと思ったんですけど、終始横からボロクソに言われ続けて……。

原田:横。横というのは奥さん。

大畠:そうなんです。何で目ぇつぶってんの?とか。顔見えないと買わないんですけど?みたいな……。

原田:厳しい!

大畠:言うんですよ。まあでも、それを言われることで凄く助かってるんですよね、ホントに。問いかけにもなってるんで、嫁に見せて、とりあえずどう? って。

原田:ほかの連中は褒めてしかくれないけど、みたいな(笑)。

大畠:ボロクソに言ってくれるんで、助かってます。

 

※  ※  ※

 

第五回へ続く

 

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『Amazing Artist Collection Vol.7 大畠雅人: Survival:01 Killer』特設ページ

 

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