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【第五回】豆魚雷のAmazing Artist Collection Vol.7/ 『Survival:01 Killer』 作者・大畠雅人さんロングインタビュー

            

こんにちは、原田プリスキンです。

 

大畠雅人さんによる「豆魚雷のAmazing Artist Collection」第7弾、「Survival:01 Killer」。

 

 

本日20時から、大畠さんをお招きしてのニコ生です。ぜひコメントで応援・質問や、ファンの方はぜひラブコールを送っていただければと思います。

 

 

リアルタイムでご覧になれない方は、後から見られるタイムシフト予約を!

見られないけどKillerがほしいという方は、Twitterでも受注ページのURLを告知いたします。是非お見逃しなきよう。

 

それでは、本日は五日間にわたってお送りしてきたロングインタビューの最終回をお送りします。

第一回はこちら

第二回はこちら

第三回はこちら

第四回はこちら

 

それでは、どうぞ。

 

※  ※  ※

 

 


原田:ちなみに、大畠さんは最近フリーになったばかりですが。商業原型だと、どんな仕事がくると一番嬉しいですか?

大畠:えー……やっぱり、外人の顔を作る仕事。

原田黒須:へえーー!

大畠:来てほしいですねえ。早いと思うし。

原田:手が慣れてるっていう?

大畠:そうそう。日本人(の造形)は、結構しんどいですよ。結構顔が平らで凹凸がないんで、結局化粧ですべて決まってしまうんですよね、女性とか特に。だから造形で似せるのが難しい。

黒須:面白味がない感じになっちゃうんですか。

大畠:そうなんです。女の人は化粧をして似るものなので、立体物を出力するとちょっと気色悪いんですよね。

黒須:(笑)。この人誰だろみたいな。

大畠:まつ毛もないし、目も白目だし。顔の凹凸もない、なんかお雛様の人形みたいのが登場するんで。

黒須:ハハハ。

大畠:その点ね、外人はいいんですよ。「サバイバル」のシリーズもそうなんですけど、とくに男の子とかは色を塗らないでそのまんまキャストの塊でバンッて見た時も、見れるっていうか。顔に陰影が出てくるし、結構メリハリがあるので。基本的に僕ね、色を塗りたくないんですよ。めんどくさいから。ガレージキットを。

黒須:そのまんま?

大畠:そのままちょっと墨入れするくらいでなんとか(見られる感じに)したいので。僕のキットを買った人も、組んでそのまま置いといて見られるようにしたいっていうのはあるので。それであえてアジア人は避けてるんですね。

黒須:じゃあもうホントに色が塗れなくても、大畠さんのキットは楽しめるようには一応考えて作られていると。

大畠:そうそうそう。ホントそうですね。それが、色塗りありきになるとしんどいから。だから逆にこのシワを過剰に入れたり、ディテールをザラザラにしたりとかして、色がついてなくても楽しめる工夫をしてるとこはありますね。

黒須:確かに僕なんかも、キットとか気に入ったら買ったりはするんですけど……。

大畠:塗らないですよね、なかなかね。

黒須:色塗れないし……みたいな(笑)。

大畠:そう、そういう人もすごい多いと思うんで。やっぱりできるだけ、雰囲気をそのまんまで味わえるような。

黒須:でもそれは多分、喜ぶ方も多いんじゃないかなと。

大畠:最近、キットを買っても塗れないので、欲しいけど塗る技術もないし僕に塗ってくださいと。買って、さらにいくらお支払いすればやってもらえますか、みたいな人もかなり多いです。一回のイベントで10人くらいはいるんじゃないかな?

原田:最初にお声がけしたときも、完成品を販売する機会があればと思ってたと仰ってましたもんね。

大畠:そうですね。イベントで塗ってほしいと声を掛けてくださる方は、ほとんど女性なんですけど。

黒須:女性ファン多そうですよね。

大畠:「Collector」を買ってくれたのはほとんど女性。「Hunter」も。男性はやっぱり女の子を買いますね。

黒須:女の子のキャラはやっぱり男性の方が買うのが多いんですかね?

大畠:圧倒的に男性ですね。でも、結構ツイッターとかのフォロワーさんは女性が多いなって自分の中で印象はあるんですけど。なんか結構、なんだろうな、ちょっとこういうスチームパンク的なのが好きな人が興味を持ってくれる傾向があるのかな。

原田:あ、聞きたかったのが、色塗りめちゃくちゃ上手いですよね。

 


大畠:あー……そうでもない……。

原田:いや!

黒須:なんか話聞いてて、色塗りやりたくないって言ってますけど、これご自身で塗られてんじゃないのかな? と思ってたんですよね。

大畠:うーん……。

原田:すごい上手いと思いますよ! どういう段階で覚えていったんですか?

大畠:色塗りは、とくに勉強はしてないんです。

原田:そうなんですか。絵を描いてたし?

大畠:なんていうか、油絵って最初白い画面で、下地にいきなりめちゃくちゃカラフルな色乗せたりというのをよくするんですよね、何にも考えず赤、黄色、青とかぶわーって塗っちゃって、凹凸とかマチエールを考えずに。そこで見えた偶然性を利用して、上から色を重ねて、さらにパレットナイフでバーッって削って、擦れて見えたその黄色とかを味にしたりするとか。下地を塗って、乾いて上の色を塗るっていうのが油絵では当たり前なんですよね。

原田:何かを具体的に描く前に、重ね塗りを前提にするんですね。

大畠:だからそれ同じような色配分……自分が絵で「Killer」を描くんだったら、最初にすごい明るい青を乗せて上からグレーで描こう、とか。それをフィギュアでやってるだけですね。だから最初驚かれました、これを塗っているときは。なんでそんな青い色を塗るの? みたいな。あんま意味ないでしょ? みたいに言われて。

原田:最後はこの色にまとまるから、下にこの色があるのが重要なんだと。

大畠:それで藤本(圭紀)さんともよく話すんですけど、塗るときに一番やっちゃいけないのが、物を物の色で区切って塗っちゃうことなんですよね。ジーパンはジーパンだから、ジーパンの頭からジーパンの終わりまで青。MA-1は黒にしようと思うから全部黒。とか、なんかそういう塗り方をすると、組んだ時におかしな感じになっちゃう。

原田:ああ、それはわかる気がする……。

大畠:できれば絵画的なアプローチをしたいなと。違うパーツでも下地の色を同じにするとか、それで上からエアブラシで吹くちょっとの色の違いで色合いを出していくとか。逆にここを同じ色にしたから間に入ってるここは寒色じゃなくって暖色にして、みたいな……そういうバランスを見ながら、絵画的に全体を作っていく。

 


原田:そうですね、大畠さんの塗りは全体のバランスがとてもいい。

大畠:絵を描く時に、3メートル離れて見てどうかってのがすごい大事なので。「Black Rock City」のゴーグルのこのが塗れた瞬間に「終わった!」と。それで完成。

 


原田:なるほどねー。これは絵描きさんの感覚なのかな。

大畠:サバイバルシリーズはリアル顔でサイズが小さいので、難易度が高いじゃないですか。

原田:そう、眉の角度とかがね、難しいだろうなぁって思うんですよねぇ。

大畠:そうなんですよ。だから「Black Rock City」を出したんですよね。お客さんのことを考えて、少ないパーツで組みやすく。

原田:ゴーグルもちゃんとクリアで、ユーザーフレンドリーというか。

大畠:組みやすく、塗りやすく。そういう配慮のあるものっていうのを、ずっとやりたかったんですよ。

黒須:何だかお話聞いてると、大畠さんの作品って、どちらかというとフィギュアというよりは、ほんとにアーティスティックな……アートっていうようなイメージを抱くかな。

原田:ホビー的なキャラクターとかよりも前に、アートに触れていたっていうのが割と大きいような気がしますね。

大畠:……そうかな。かもしれないです。

原田:なるほど。有難うございました! 何か話し残したことはありますでしょうか?

大畠:今回のAACなんですけど、ちょっと面白いことがあって。えっと、僕がフィギュアを作りたいなぁって思ってた時に、その当時嫁が……まだ同棲してた時なんですけど、嫁にそれを言ったら「会社の営業さんの友達も造形やってるみたいだよ」って言うんですよね。

原田:はい。

大畠:それで見せてもらった画像が、べちゃっとしたひよこのやつで。

原田:それはもしや……。

大畠:山本翔さんの作品で(笑)。 あれを見せてもらって、わあ凄え! って思って。

 

(※山本翔さん……Amazing Artist Collection Vol.6にエントリーしていただいた造形作家。詳しくはこちら。

 


黒須:まさかの繋がりですね!

大畠:AACでこうして連番になったと思うと……なんかすごいびっくりしますね……。

黒須:そういうご縁が(笑)。

原田:最後になるんですが、これを買われる方に対して、メッセージをお願いしたいんですけども。

大畠:買われる方に対して。そうですね……かなり大きな金額の買い物になると思うんですが。AACのこのシリーズってやっぱ実物を見るとすごい良いんで、毎回その安いなって思う自分と、実際のお財布を見て手がなかなかお札から離れない自分とがいて……。勇気を出して買って下さる方には、ちゃんと安い買い物だったと思ってもらえるように、念を込めますので。よろしくお願いします。

原田:なんか、すごい!

大畠:それくらいしか言えないですね……。

原田:いやあ……あの、こちらも参加して頂けて本当に光栄です。ありがとうございました。

黒須:長い時間。ありがとうございました。

大畠:こちらこそ。本当に長い時間ありがとうございました。よろしくお願いします。

 

※  ※  ※

 

インタビューはこれで終わりです。お読みくださって有難うございました!

 

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第四回はこちら

 

本日夜、「Amazing Artist Collection Vol.7/ Survival:01 Killer」の受注が開始となります。

大畠さんを迎えた20時からのニコ生配信中にスタート、URLはTwitterでも告知いたしますのでぜひお見逃しなく!

 

『Amazing Artist Collection Vol.7 大畠雅人: Survival:01 Killer』特設ページ

 

『豆魚雷のAmazing Artist Collection』特設サイト

 

大畠雅人さんTwitter

 

また、ぜひAmazing Artist Collectionの今後の展開にもご期待ください!

 

◆原田プリスキン◆


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