
まず、「よくぞこのシーンをチョイスしてくれました!」
と、アイアンスタジオの方々に伝えたい。ブラジルの公用語は何ですか!
足向けて寝れません。いやブラジルなので、尻を向けて寝てしまう。
今日からうつ伏せで寝ますよ、僕は、ええ。
細かいところを見比べても、見事な出来栄えですので
この名シーンのクリップを是非ご覧になってください。

大人になった今は、
「ファミリー映画で子供がやられる事はないしな〜〜」
なんてスレた目線で見てしまいますが、子供の頃初めて見た時は
「ラプトルめっちゃこわい!!!!」
と、シンプルに怯え、同じ子供目線でブルブル震えました。
ティムの顔面も戦慄度MAX。序盤の元気はどこ行った。

ここで注目なのが、左端のおたまだけ落ちているところ。
直前でティムが落としてしまい、ラプトルに位置を悟られてしまっているので、
その瞬間を切り取った雰囲気が抜群です。レックス、早くおたまを掻き鳴らしてくれ!!

「ん?」
と思った方、あなたの勘と記憶力はラプトルの爪並に鋭いです。

このシーン、ティムに迫っているラプトルの後ろの調理台の上にもう一匹のラプトルがいるんです。
しかし、このスタチューではティムの隠れている調理台の上に。
劇中と同じ配置にすると、調理台をもう一つ配置しなければならないので、
縦長になり、大きさ、ひいてはお値段共々膨らみあがってしまいます...。
また、調理台一つ分のスペースにまとめたことで、
同時に全体を眺めることが可能、おいしいとこ取り状態なワケです。
アイアンスタジオのメインラインナップであるスケールは1/10。
シリーズで集めたときに統一感も出しやすく、飾りやすいのでこのアレンジは良い判断だと思います。

赤い○にご注目。
爪を立てて様子を伺う劇中の雰囲気がバッチリ出ています。
あの音が脳裏にハッキリと浮かんできますね〜。
音や匂い、湿度。視覚から他の五感を刺激されるような立体物は、
優れた立体物である条件の一つだと思っているのですが、
まさにコレは「音」を感じる逸品と言えるでしょう。

爪を鳴らす行動や、集団で狩りを行う習性など、非常に高い知性を感じさせるラプトル。
しかしその反面、爬虫類や両生類に多く見られる何を考えているか伺いにくい特有の瞳。
明らかな殺意や怒りを感じる瞳や表情も怖いですが、
何を考えているか分からないのもかなり怖い。
人間と恐竜という、生き物の違いを明らかにする瞳も高い再現度です。

爬虫類っぽい半ツヤ感とグラデーション。小さいながら、非常に細やかな仕上がりです。
店頭に他の製品が多数展示されていますので、
実物のクオリティの高さを是非店頭で体験してください!

台座の下には、映画もといパークのロゴが。
このロゴ、全人類が好きだと思うのでとても嬉しいですね。

こんな感じで、観光地やテーマパークで作れる記念メダルっぽい色合いなのも◎
アメリカでは1セントと料金を入れると、その1セント自体を加工してメダルにするのが主流みたいです。
日本だと法に触れてしまうので、その形式は取れないようですが、一度は体験してみたいものです。
見所だらけのジオラマスタチュー。
ディスプレイ時は背面が鏡になっているケース等に入れると、余すところ無く堪能出来そうです。
ご予約はコチラから!
ジュラシック・パーク/ ヴェロキラプトル with ティム・マーフィー 1/10 アートスケール スタチュー

「飾りやすいアレンジにはなっているけど、それでもスペースが...」
お気持ちお察しいたします...。コレクターが行き着く悩み、「スペース問題」
しかしアイアンスタジオ、とってもユーザーフレンドリーです。
ジュラシック・パーク/ ヴェロキラプトル 1/10 アートスケール スタチュー

ジュラシック・パーク/ ヴェロキラプトル 1/10 アートスケール スタチュー クラウチング ver

別売り〜〜〜!
しかも、クラウチングver.の方はジオラマ版だと構造上見にくい左頬側も
バッチリ見ることが出来ちゃいます。

しっかり怖いです。
驚くことなかれ、
ジュラシック・パーク/ ヴェロキラプトル 1/10 アートスケール スタチュー アタック ver

ラストシーンで襲い来る瞬間も出るんです...!
なんなんだアイアンスタジオ、ラプトル大好きメーカーじゃん。

ビッシリ生えた歯もポリストーンなので、シャープに成型。
こんなの目の前に出てきたらどうすりゃいいんですかね。
ひとまずオシッコは漏らしますね。

ラプトル単体版だと台座自体にロゴがあしらわれています。
うん、この心遣い。モテる、絶対。
そしてメーカーのイメージ画像には、こんな一枚も!

その後姿、期待しても良いんでしょうか...??
全体のサイズ感はこんな感じ。

あえての黄色ロゴ。なぜなら好きだから。
よく出来てるので、「こんなにコンパクトなんだ!」
と驚いた方もいらっしゃると思います。僕もそうです。スケール感が狂ってきた...。
日本の裏側なのに、日本の住宅事情を理解しきっているようなメーカー、アイアンスタジオ恐るべし。
そのアツい思い、マントルを越えてしかと受け止めたぜ。
だいぶ長くなって来ましたが、やっぱり余談は入れます。

もふもふT-REX。こんな感じの大阪のオバチャンいますよね。
行ったり来たりを繰り返す、恐竜の羽毛問題。
学術的には真実が分かったほうが良いんでしょうが、
フィクションにおいては絶対にトカゲスタイルのままでいて欲しい...。
憧憬の中の恐竜はフサフサしてないんだ...。
なので、ジュラシックワールドは
「羽毛??しるか!ウロコで良いんだ!カッコいいから!!」
って感じで嬉しかったです。
先日上野の国立科学博物館に行った時、T-REXの骨格がこんなポーズでした。

...。座ってる?
こんな風に座って待ち伏せして獲物を狩っていたのでは?
という説を再現したポーズだそうです。
ドシンドシン追っかけてきて欲しいです、やっぱり。
という、「真実と見映えはまた別のお話」余談でした。
なので厨房アレンジは◎です!
では今日はこのあたりで〜〜
∴桑原∴