<< Sum-Art新作『東京ゲーム少女』オモチャを越えたアートの世界にのめり込む。 | main | 1月16日は…ヒーローの日!決してあきらめないその姿。目覚めよ自分の中に眠るヒーローよ! >>

Gecco新作、黒騎士スタチューに込められた思いを探る。Geccoさんに直撃インタビュー!

            

 

こんにちは桑原です。

ご予約開始直後から反響を頂いております、

 

 

DARK SOULS ダークソウル/ 黒騎士 1/6スケール スタチュー

 

 

以前、僕の独断レビューを当ブログに掲載しましたが、

本日はGeccoさんにインタビューした内容をまとめ、制作秘話に迫る。

そんな、必見の内容となっております。

作中の設定が緻密に作り込まれていることでお馴染みのソウルシリーズ。

更には、Geccoさんのものづくりへの情熱、

超絶技巧による原型制作・ペイントマスター制作という、

幾重にも重なったこだわりの片鱗でも感じて頂ければ、幸いです。

 

それでは早速!

桑原(以下・桑):

本日はお忙しいところありがとうございます。

スタッフである以前にGecco・ダークソウルファンとして、お聞きしたい事盛り沢山でございます、よろしくお願い致します!

 

Geccoさん(以下・Gecco):

こちらこそよろしくお願い致します!

 

桑:

ではでは早速、ずばり今回の黒騎士スタチューでの「見て欲しい・こだわりポイント」はどこでしょうか?

 

Gecco:

いつものことですが、まずは全身にびっしりと造形されたディテールを堪能していただきたいですね。原型師の山岡さんも相当苦労されたのですが、その分、息をのむほどの作り込みがなされています。

 

 

Gecco:

それに装甲の重なり具合など、立体だからこそいろんな角度で眺められるという楽しみもあります。例によって鎖帷子も本物と同様に編み込んだものを原型に貼り込んでいますので、甲冑としてのカッコよさも味わっていただきたいです。

 

 

桑:

おっしゃる通り、全身の情報量が凄まじい...!「これが人の手によって...」という凄みを帯びてます。甲冑からも複数の部品が組み合わさった、構造の説得力を感じる事が出来ますね〜。

 

Gecco:

武器や盾も使い込まれた感じだけでなく、禍々しいまでの「硬さ」や「重さ」も造形とペイントで表現していますので、そこにもご注目いただければ、と。あと、大きさからくる満足感は画像だけでは伝わりにくいですから、是非ご購入いただいて、直接感じていただきたいですね。

 

 

桑:

武器と言えば、予約特典の武器3種!大盤振る舞いです...。オスカーの時も「1/6スケール結晶トカゲ」が特典で度肝を抜かれましたが、サイズ的にも、別売りでも売れたと思うのですが、特典にして頂けたのは何故でしょう?

 

Gecco:

うーん…何故かと聞かれると、

 

単に「欲しかったから」

 

という答えになりますねぇ。笑

 

欲しかったから...ええ。欲しかったから...はい。

 

桑:

はい、確かに欲しいですね。笑

(採算とか大丈夫なのかな...?)

 

Gecco:

いや、経緯だけでお話しすると、もともとは黒騎士の剣を付けるのか、大剣にするか迷っていたんですよ、最初は。

 

でも大斧や斧槍も魅力に溢れていますし、ゲームをやり込めばやり込むほど全部欲しくなりますよね。DARK SOULSシリーズのスタチューはジークマイヤーなどの限定品を除き、予約特典を付けるというマイルールがありまして、

 

「だったら武器は特典にしてしまおう!」と思い切りました。

 

たぶんそう判断したときの僕は目がイッてたと思います。笑

 

桑:

茨の道過ぎるマイルール!!笑

確かに僕自身「王たちの化身スタチュー」の時に『残り火』でまんまとやられております。しかし、消費者としてはありがたいですが...コッチの方(お金ジェスチャー)とか...

 

Gecco:

とはいえコストや販売価格のこともありますから、なんでもかんでやっていいというワケではありません。

 

桑:

ですよね〜〜。(よかった、目はイッても正気は保てている...!)

 

Gecco:

物理的な構造で難しいというのもあったのですが、大剣を肩に担がせるのはかなり早い段階で諦めました。もしこれを再現するとなると肩回りや右腕をごっそりと差し替えなければなりませんし、強度的な問題も考えられました。

 

どうせならそのコストを武器に全振りしてやれという考えもなかったわけではありません。おかげで金型が過去最多の面数になってしまいました(苦笑)が、

 

全部盛りのほうが嬉しいじゃないですか?

 

桑:

おお〜なるほど、サービス精神全振りビルドですね。

儲けをロストしそうで心配です...。

 

(※ここで「金型が過去最多の面数」と、サラっとおっしゃっていますが、その枚数たるや低価格帯のアクションフィギュア4つ分くらいだそうです...恐ろしい...金型、とっても高いですからね...ヒィ)

 

 

桑:

実物を見て感じたのが、甲冑の地の色である、銀や金の金属色が出ていること。そして、煤や焦げと思われる黒っぽさは、茶色寄りに感じました。それらも相まって「黒騎士って意外と黒くないな」と感じたのですが、色味もフロムさんの資料や監修によるものなのですか?

 

Gecco:

もちろん、原型だけでなく彩色もフロムさんの完全監修です。ただ、「黒」という色は非常に難しい色でして、そのまま黒ベタにしてしまうと面白くないものになってしまう危険性があるんですね。

 

特にウチのスタチューを見ていただくとわかると思うのですが、白、黒、赤といったキチっとした塗り分けではなく、複数の色を重ねていき、最終的に表現したい色に落とし込むという技法を使っています。ですので黒騎士もベタな黒ではなく、それが煤であったり、焼けや蓄積された汚れたを表現しながら「黒」と認識できるような彩色を施しました。このあたりの上手さ、巧みさはペインターの明山さんならではだと思います。

 

桑:

色と言えば、『黒騎士の大剣』だけ、焦げや錆びというより血や血錆びのようになっていますよね。

 

 

Gecco:

はい、彩色監修でフロムさんにお伺いした際、

 

「大剣の先は繰り返し付いた血がこびりついている」

 

とのご指摘をいただき、再現しました。普通の剣のように刺したり切ったりというよりも、叩き潰す鈍器のような剣かな?と、その大きさから勝手な想像をしているのですが、だとすれば血肉がこびりつくイメージがあってもおかしくないですよね。

 

桑:

おぉ、確かに。そう言われてみると、剣先にこびりついた血の跡が縦線になっていますね...沢山の犠牲者が...。

 

桑:

設定という点に目を向けると、僕自身勉強不足という事もあるのですが、黒騎士の目が光るという事は知らなかった人も多いと思います。設定の徹底再現という事だと思いますが、LEDによるライトアップギミックを入れた経緯をお伺いしたいです。

 

Gecco:

これは「見て頂きたいポイント」のひとつでもあるのですが、黒騎士を調べているうちにDS靴里箸△襯┘螢△婆椶光っているように見えたのに気づき、フロムさんからいただいた資料にも間違いなく「目」が存在しましたので、再現しなければと思い至りました。

 

 

桑:

なるほど。ですがギミックを仕込むとなると、生産での工程も当然増えますよね?

 

Gecco:
はい。加えて、黒騎士の兜は空洞になってまして、原型段階でそれをやると破損しやすいのもありますし、LEDの配線を目立たないよう取りまわしたり、電池ボックスを仕込んだりと大変な作業になるので、金型を起こす際に加工するようにしました。彩色見本は加工する前に行ったため、ライトアップギミックをお見せすることが出来ませんでしたが、追ってサンプルでお見せするようにしますので、こちらも楽しみにしていてください。

 

※追記(1/23)ライトアップギミックの写真が公開になりました!

 

 

桑:

既にご予約して頂いてる方も、お楽しみがまだ残されているという事で、なんともワクワクしますねぇ!

 

(試作段階のライトアップギミックのお写真を見せて頂いたのですが、すごかったです。雰囲気が更に増しておりこれが量産されてお手元に届くなんて贅沢過ぎる...!※大人の事情で試作段階のお写真は見せられません、ごめんなさい。)

 

桑:

フロムさんの資料や監修という点で、もう一つ。オスカーの立体化の際、設定イラストの中でも描かれ方が違う箇所、具体的に挙げると兜の突起の部分がありましたが、今回もそういった部分はあるんでしょうか?

 

 

Gecco:

盾の裏側はゲーム中は確認ができなかった部分ですね。イラストでは板を貼り合わせたようなディテールが確認できますが、実際には鉄で補強しているような厚みがあり、それを装備する黒騎士の人外さが伺える部分だと思います。
 

 

桑:

『黒騎士の盾』オスカーの上半身と同じくらいの大きさな上に、かなりブ厚いですよね。大盾かと思う程の大きさですし、作中の重量設定も頷けます。黒騎士、恐ろしい...。

 

桑:

スタチューにおいて縁の下の力持ちともいえる台座ですが、今回は『城下不死街』をモチーフに制作されていることと思います。多くの方が初遭遇になるエリアということもあり印象的なんですが、同時に黒騎士が沢山出てくるエリア、かつ、火に身を投じた設定から『最初の火の炉』の印象も強いです。『城下不死街』の選定理由は?

 

 

Gecco:

台座は常に「限られたスペースでどこまで世界観を醸し出すことができるか」をテーマにしているのですが、どこのエリアを再現するのかはとても悩ましいところです。

 

『最初の火の炉』も案のひとつではあったのですが、王たちの化身とイメージが被りそうだったので、ゲーム序盤から選択しました。監視塔の上にしたのは場所をイメージしやすい造形ができそうだったのと、僕がはじめて黒騎士と遭遇した場所でもあり、強く印象が残っていたのだと思います。

 

桑:

おっしゃる通り、小さい塀というか縁の部分が付く事で、「あの監視塔」の上だろうな、というイメージが湧きました!あの配置、スタート直後のスキルではかなりキツいポイントでしたよねぇ...。

 

 

桑:

黒騎士のサイズが41。オスカーと比較すると、ゲーム中で感じたより大きく感じます。アルトリウスの立体化も発表し、ダークソウルのキャラ自体が大きいとはいえ、『GANTZ:O』のハードスーツといい、かなり大きめの立体化が増えつつある印象があります。立体化の選定をする際の基準や大きさの限界はあったりしますか?

 

Gecco:

そうなんですよね〜。狙っているわけではないのですが、このところ大型キャラが続いていますよね(苦笑)。キャラの選択は純粋に「欲しいか欲しくないか」ですね。

 

ここはGeccoを立ち上げてからブレることがありません。

 

ほとんど1/6スケールで統一していますが、これは造形の作り込みや彩色の塗り込みができる最小サイズと考えているからなんですね。もし一回り小さい1/8スケールにすると、かえって再現するのが難しくなります。

 

それにコスト面もそうでして、作り込みや塗り込みをするとなると、1/8スケールにしたからといって価格差は思っているほど下がらないなぁと。もし劇的に安くしようとすると、それこそミニフィギュアくらいまで小さくしないといけませんし、果たしてそれがGeccoのやりたいことなのかと問われれば、答えはNoですからね。

 

 

大きさの限界はワンオフになりますが、フロムさんの等身大オスカーまでなら実績がありますし、商品での限界となると1メートルくらいの高さであれば問題なく作ることができます。

 

でも、大きくするとコレクターにとって一番の悩みどころである「置き場所」に困りますので、そういった意味でも1/6スケールが僕らにとっても最適解なのかも…ですね。
 

桑:

僕自身、心惹かれるアイテムは1/6スケールの物が多いので、とても共感出来ます...!そして、永遠の課題、置き場所問題に関しても頷くばかりです...。置き場所問題解消の為に、性能まで再現したリアル『底なしの木箱』製品化よろしくお願い致します!!

 

桑:

今回の黒騎士だけではないのですが、Geccoさんの製品は立体化されることで「ここってそうなってたのか〜!」という、答え合わせのような感覚になります。サイボーグ忍者の時も、当時の画質からは分からなかった部分を立体化で味わえて感動でした。

 

Geccoさんご自身も、立体化するコンテンツのファンであることが容易に想像出来ますし、ダークソウルファンである事は周知の事実ですが、今回の黒騎士立体化にあたって、新事実や発見はありましたか?
 

Gecco:

DARK SOULSに限ったことではありませんが、「新発見」や「気づき」は常にありますね。黒騎士ですと、甲冑のディテールの入り方や全身細身なバランス、目が光っていたり盾の裏のディテールなどが挙げられます。それと、版権元さんやキャラクターのデザイナーさんとやり取りすることで、ゲームだけではわからなかった部分を知ることもできます。

 

ただ単にモデルデータを立体化するのではなく、そのキャラが実在したらという

 

「解像度を上げる」ことがフィギュア化する醍醐味だと感じています。

 

守秘義務の関係で、具体的な内容はお伝えできないですが、製品から読み取っていただけるはずですので、そういったところも楽しんでいただきたいですね。

 

桑:

なるほど〜!「解像度を上げる」腑に落ちる表現です。Geccoさんの製品から感じる事の1つですね。精度の高い品物が届く事でもお馴染みのGecco製品、発売が待ち遠しいです!質問は以上です。本日は細かな部分までお話しして頂き、ありがとうございました。今後のラインナップやリリースも楽しみにしております!

 

Gecco:

こちらこそありがとうございました!『黒騎士』スタチューよろしくお願い致します!

 

 

 

インタビューは以上です。

僕自身ソウルシリーズのファンであり、

Gecco製品もコレクションしているので、

結局自分の聞きたい事を聞いてしまいましたが楽しんで頂けたでしょうか?

製品から、こだわりとコンテンツへの愛を常々感じていましたが、

今回お話しを伺い、改めてその思いの強さを実感した次第です。

 

世の中に存在する商品の中でも、これは稀有な感覚になるのですが

高価格帯のフィギュアやスタチューは、

発売後に手に入れるのが困難になる事が多いです。

 

「発売後に買えないならいつ買うの?」

 

と、僕もフィギュアを買い始めた頃に困惑した事を覚えております。

(Geccoさんの三角様でした、懐かしい。)

 

確実な手段として挙げられるのが、

 

「予約して買う」

 

価格的にも、「実物見てから決めたいなぁ」と思うのも分かります。

しかし、隅から隅までこだわりの詰まった逸品。

後悔することのない仕上がりになること間違いなしです。

 

お金を払って、モノを手に入れる。

これは常識ですが、熱い思いが込められたモノからは、

モノ自体に加えて、その思いを感じ取れる体験さえ手に入れる事が出来ます。

そんなワンランク上のお買い物をしてみてはいかがでしょうか?

 

ご予約はコチラからどうぞ(武器3つも付きますよ!!)

DARK SOULS ダークソウル/ 黒騎士 1/6スケール スタチュー

 

 

∴桑原∴

 


この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
twitter
店舗サイトはこちら
profilephoto
お問合せ
通販に関するお問合せ、
ご要望やご質問などは infodesk@mamegyorai.co.jp
実店舗
高円寺店
Tel:03-3312-3937
※高円寺では通販に関するお問合せは受け付けておりません。
selected entries
categories
archives
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode