日本一の歓楽街、新宿歌舞伎町。
歌舞伎町のド真ん中にそびえ立つ、新宿東宝ビル。
このビルに直結する通りは、今ではゴジラストリートと呼ばれているそうです。
そんなゴジラストリートにレッドカーペットが敷かれ、イベント会場に姿を変えていました。
まずレッドカーペットに降り立ったのは、コスプレイヤーの皆様。
コスチュームだけでなく、シリーズ愛も重武装な皆様が練り歩き、多くのフォロワーを生むシリーズの大きさを改めて感じるのでした。
次に到着したのは、講談師・神田松之丞さん。
松之丞さんご自身、ターミネーターシリーズのファンであり、イベントに先駆けてターミネーター講談を実現。
YouTubeで公開中ですので、気になる方はぜひぜひ。
講談という日本の伝統芸能と、SF映画を組み合わせた挑戦。
敷居が高く感じてしまう伝統芸能と、ポップカルチャーを結び付ける試み、非常に意義深いと思います。
講談師という、話術を生業にしている松之丞さんらしく、軽妙なトークと仕草でレッドカーペットを盛り上げておりました。
次に降り立つは、声優・玄田哲章さん。
もはや説明不要な気もしますが、玄田さんといえばシュワルツェネッガー氏の吹替声優の筆頭。
シュワルツェネッガー氏からも、
「私の声を100年演じて欲しい。」
と、専属声優として永久認定され、まさに日本のターミネーター。
筋肉モリモリマッチョマンなキャラクター印象が強いですが、コミカルな演技も魅力の玄田さん。
そんな玄田さんらしい、おどけたポージングなども披露。個人的にウキウキです。
ターミネーターシリーズといえば、圧倒的な力で目的の遂行を果たそうとする敵キャラクターの存在が印象的。
新型ターミネーター『REV-9』役を務めるガブリエル・ルナ氏もレッドカーペットに到着。
真っ赤なセットアップを着こなす、素晴らしいスタイル。
新型ターミネーターを演じ、ゴーストライダーというダークヒーローも務めるなど、怖い役柄のイメージでしたが...
爽やかな笑顔を浮かべ、
にっこりしながらピースサイン。
フォトセッションで、様々なポーズを決めちゃうナイスガイでした!
ちなみにルナ氏、レッドカーペットを何度も行ったり来たり。
ちょっと進んでは、ファンからの声援が聞こえると、すぐさま引き返す。
というファンサービス精神に満ち溢れたお方でした。
セルフィ―の距離感が、
「友達じゃん」
って感じでした。最高です。
続いて、ダニー・ラモス役のナタリア・レイモス氏。
ギラッギラに光る銀色のドレスが超ファビュラス。
チャーミングな笑顔は、ドレスの輝きに劣る事の無い眩しいものでした、とってもキュートです!
その明るい笑顔炸裂でファンサービス。
いや、これすげえ緊張するだろうな...。
普段スクリーン越しに見る大スターと、近距離で会う事が出来る。
レッドカーペットイベントってすごい...(僕、人生初だったんです。)
豪華ゲストはまだまだ止まらない。
続いて、グレース役のマッケンジー・デイヴィス氏。
高身長ですらりとしたプロポーションが更に映える、黒いドレスをまとったデイヴィス氏。
劇中では激しい戦いに身を置くワケですが、それを微塵も感じさせない華やかさ。
ファンサービスの数々も、
2人でカメラ持っちゃうなんて...!
心臓弱い方は、レッドカーペットイベント危険かもしれません。
レベル5のドキドキ警報発令でしょ。
身振り手振りを交えて、ファンの方とコミュニケーションを取る姿が印象的でした。
『ブレードランナー2049』では、レプリカントの1人として登場しましたが、それも頷ける美しさ、ごちそうさまです!!
シリーズ第一作から、35年。
冒頭でもお伝えした要素から、ファンの期待がここ数年で最も高まっているとも言ってもいい今作。
そんな大役を見事果たした、ティム・ミラー監督も登場!!
有名シリーズの新作を務めるプレッシャーってどんな感じなんでしょうか。
僕だったら、体調めっちゃ崩しちゃう。そんな日は来ないので一安心ですが。
もう、既に豪華さが飽和気味なんですが、まだまだ続く!
「サラ・コナーじゃん。」
いや、リンダ・ハミルトン氏なんですが、幼少期ターミネーターシリーズから受けた衝撃を鑑みるとね...
何度見ても、
「いや、サラ・コナーじゃんって。」
となってしまうのが、洋画好きの性。
劇中では、ターミネーターだけでなく、自らの運命そのものと戦う女性。
という印象で、精悍で凛々しいイメージでしたが、ご本人の表情や仕草はとても柔らかく、
「審判の日が来なかった世界のサラ・コナーじゃん。」
と、感無量でした。
氏が演じるサラ・コナーがスクリーンに戻って来るのは、実に28年ぶりですが、
文句なしに「世界一ロケットランチャーが似合う60代女性」であり、(ギネスの登録はまだなのか)
我々が描いているサラ・コナー像と寸分の狂いもないサラ・コナーを予告編で見せつけられた時は震えました。
ああ、はやく観に行きたいですね...!
ファンサービスの途中、ナタリア・レイモス氏とキスとハグを交わす姿は母のようでした。
その他のキャストの方にも、妹のような対応をされるナタリア氏。
キャストの皆さんの深い絆を感じる瞬間でした。
ちなみにフォトセッションの際、涙を浮かべる一幕のあったリンダ・ハミルトン氏。
大ファンの方の熱烈なメッセージで、ご自身も感極まってしまったそうで、涙を流してしまったとのこと。
素敵なエピソードなんですが、写真撮影に失敗してしまいました!ごめんなさい!!
その他のメディアさんで探してみてください!
豪華ゲストの数々で、撮影枚数と会場のボルテージがどこまでも伸びていく。
極めつけにやってきたのは!
この方無くして、ターミネーターシリーズは語れない...
アーノルド・シュワルツェネッガー氏
いや、もう本当に説明不要なんじゃないでしょうか。
っていうか説明し始めたらキリがないというか。
「映画をあまり見てこなかったので、これから色々観たい」
という友人に、
「とりあえず、どこでもレンタル出来て、シュワちゃん出てるヤツ見ておけば安パイ。」
と、アドバイスした事あるんですが、偏りがありながらも、割と的確なアドバイスをしたと自負しております。
それほど、映画界に寄与した人物であり、憧れのスターであるということに異論を唱える人はいないでしょう。
目線を頂き、大満足。
ここらへん、仕事の意識がとても薄かったです。
だって、あのシュワちゃんが目の前に!!!
シュワルツェネッガー氏のフォトセッションが終わると、
玄田さんとの2ショット!粋だ、粋過ぎる!!
ガッチリ握手を交わし、
満面の笑みでございます。
いや、僕やっぱり、吹替版見て育ったのでこの2ショットはたまらないですね。
小さい頃、日本語や英語の概念が無い時に吹替で映画を観ていたので、演者の方はみんな日本語を話していると思ってたんですよ。(初めて、元音声+字幕で見た時に違和感が拭いきれなかった)
故に、すっかり耳慣れた玄田さんは、もはや僕の中でもう一人のアーノルド・シュワルツェネッガーでもあるのです。
そして、来日ゲストの方々大集合でフォトセッション。
改めて豪華なメンツに驚嘆するばかりです。
日本に来てくれてありがとう〜〜!!
と、ここでおもむろにご自身のスマートフォンを取り出す、シュワルツェネッガー氏。
会場の様子を記念撮影しているようですが...
iPhoneケース、コマンドーのやつじゃん!!!!
話題になったこのケースを、ご本人が使うとは...こんなに面白い事あるのかよ。
シュワルツェネッガー氏が使用しているのは、ちょっと前から話題になっていたようですが、僕は知らなかったので気付いた瞬間爆笑してしまいました。
更に、氏による撮影タイムが始まったことで、ゲストの方々も大ウケ。とても和やかな一枚です。
レッドカーペットから、ステージへと舞台を移し、ゲストの皆様からご挨拶。
まずはシュワルツェネッガー氏から!
「東京のみなさん、また今夜ここに来ることが出来て大変嬉しく思います。前回来日した時に「I'll be back.」とお約束致しましたので戻って来ました。」
「私は日本のファンのみなさんを本当に愛しています。私の作品を全てご覧になって頂いて、応援してくださり、ありがとうございます。戻って来ることが出来て嬉しいです。映画というのはファンのみなさんの存在無しでは成り立ちません。ですのでファンの皆さんが一番大切であります。本当にありがとうございます。」
「そして今回、このように素晴らしいキャストの皆さんとティム・ミラー監督と集まれることが出来て嬉しく思います。私達全員がこの作品を愛しているように、みなさんにもこの作品を愛して頂ければと思います。ありがとう!」
続いて、リンダ・ハミルトン氏からは
「みなさんこんにちは。日本に来れてとても幸せに思っています。ハリウッド以上に素晴らしい舞台で、ここにいるのが非現実的な感じさえします。」
「毎日とても頑張ってこの映画を作り、お互いなくしてはこの映画が出来なかったと思っています。この映画の中に、もの凄い愛が込められています。そして、その愛をスクリーンの上から皆さんに感じ取って頂ければと思います。また、アクション・コメディ・感情、エモーションもたくさんあり、力強い素晴らしさもあります。今、私の周りにいる素晴らしい才能のある皆さんと共にお互いに高め合って、この映画を作りました。」
「そして最後に、日本をとっても愛してます!」
リンダ・ハミルトン氏が着用なさっていたドレス、ジャパンプレミアということもあってか、日本風の刺繍入りでした。
「タクティカルベストと銃火器が一番似合う」
と思っていたんですが、ドレスもバッチリお似合いでした!
続いて、マッケンジー・デイヴィス氏。
「こんにちは、日本は以前から行ってみたいと思っていたので来れて嬉しいです。そして、ただ来れただけでなく、この作品、この方々と共に来日出来たことを感謝しています。自分の人生の中で関われたことが、最高に光栄な作品です。」
「ティム・ミラー監督に率いられ、特別な作品を作れたと自分たちでも思っています。ワクワクできて、爆発的な魅力があって、とても美しい作品なので、皆さんに早く観て頂きたいです。」
続いてガブリエル・ルナ氏
「東京のみなさんこんにちは!自分もマッケンジーと同じように、日本に来るのが夢で、行きたい場所のリストのトップにありました。来日して、想像以上の体験をさせて頂いております。」
「ファンの方々が本当にアツくて感動しています。コスプレしてくれている人も最高で、ビル・パクストン(初代ターミネーターでシュワちゃんに服を奪われちゃった人です)の格好をしている方がいて、テキサス出身、同郷の身としては大変嬉しいです!みなさんのことを愛しています。楽しいから大きなポップコーンを買って、見て頂きたいです!」
ナタリア・レイエス氏
「日本に来て、ここに立つ事が出来て本当に嬉しいです!皆さんにミッションがあります。心を込めて作ったこの映画、お友達・家族、みんな連れて色んな人に見に来て欲しいので、皆さんがそういった方を連れて来てくれるのがミッションです。愛をこめて作った映画、楽しんでください!」
締めは、大役を果たしたティム・ミラー監督。
「ハロー!東京!!日本に来れてとっても嬉しいです!世界中を回って来ましたが、これが最高のプレミアイベントです。ターミネーターフランチャイズは、真のファンが日本にいると思います。今回で二度目の来日なんですが、東京を歩き回っていると、まさに未来都市という感じがします。本当に大好きです!!(ここでFuckingとブチかまし、通訳の方がちょっと困っていました。さすがデップーを撮った男である。)」
「ターミネーターファンが沢山いるのは、SFが大好きなんじゃないかと思います。私は日本文化が大好きで、アニメ・マンガ、色んなアートの日本の本を本棚に並べています。ですから、この映画は日本の文化からかなりの影響を受けています。この映画を観て、みなさんに影響を与えられればと思います。この映画を大好きになってください!」
ゲストの方々からコメントを頂き、イベントも終盤に。
お祭り騒ぎということで、ゲストの方々に法被をプレゼント!
着用に少し手間取っている雰囲気だったシュワちゃん。
胸板や上腕のボリュームがマジでハンパじゃなかったので、頷けます。
御年72歳とは思えぬ力強さを感じる肉体でした。いつまでも元気でいて欲しいですねぇ。
さっきから映り込んでいたのですが、ここで和太鼓を演奏。
あのテーマ曲に合わせてドラミング!!
パワフルなプレイになるかと思いきや、「とんとことんとこ」という感じのチャーミングなプレイに。
反対側ではガブリエル・ルナ氏が叩いていたのですが、全身全霊でダイナミックに打ち込んでいて、徹頭徹尾ユニークな方でした!
とんとことんとこタイムは続く。
かわいすぎるぞ、シュワちゃん...!!!
イベントもいよいよ最終盤。
掛け声と共に、あの名台詞「I'll be back」をみんなで叫び
無事、大団円を迎えたのでした!!
すっかり冬が近づき、寒くなり始めた当日でしたが、終始和やかな雰囲気と皆さんの熱気で、心身共に暖まる素敵なイベントでした!!
©2019 Skydance Productions,LLC,Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation.All rights reserved.
映画『ターミネーター ニュー・フェイト』
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/terminator/index.html
公開日:11月8日(金)全国ロードショー(上映館はコチラからチェック出来ます!)
それでは本日はこのへんで!!
∴桑原∴