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Gecco「狼スタチュー」十の質問を以て神髄に迫る。【後編】

            

 

こんにちは桑原です。

「狼スタチュー、十の質問」と題し先日公開いたしました、

Gecco「狼スタチュー」十の質問を以て神髄に迫る。【前編】

 

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE/ 狼 1/6スケール スタチュー

 

 

本日は残りの五問、後編でございます!

それではどうぞ!

 

【六の問】 造形を彩る、塗装の奥義

桑原:

『DARK SOULS』シリーズや『Bloodborne』と比べると、『SEKIRO』は彩度が高い作品だと思うんですが、そうなると当然彩色に関しても色々と違いがあると思います。
量産するにあたって、そういった部分にも新たな苦労はあったりするんでしょうか?

 

これまでのフロム・ソフトウェア作品より、色鮮やかな印象が強い『SEKIRO』塗装に直結する要素。

 

Gecco:

ひとことで彩色と言っても、見たまんまの色を塗るのではなく、複数の色を重ね合わせることで風合いも込めて再現しているのですが、その加減をコントロールするのが滅茶苦茶難しいです。

特に塗分けが多いので、ちょっとしたミスで仕上がりのイメージががらりと変わってしまいますので、そういった点を注意しなければなりません。


しかも、色というのは隣接する色で見え方が違ってきますから、小さな塗分けにも細心の注意をはらう必要があります。

また今回、狼のヘッドはかなり複雑なペイントをしなければなりませんので、特別チームを組んでいます。

 

実はすべてのアイテムは大量生産向けの生産ラインではなく、サンプルとかを作る部署に専用のチームを組んでもらい、そこで彩色を行っているんですね。
サンプルを塗るということはそれだけ色のセンスが高い工員さんで構成されていますし、ひとつひとつの作業がかなり丁寧だということも含まれます。(そのぶん、コストも上がってしまうのですが…)

 

狼ヘッドはその中でもさらに腕に覚えのある特別なチームを組み、先日ご説明差し上げた特殊な成形品を使って、いつも以上にひとつひとつ丁寧に仕上げています。(Gecco「狼」スタチュー、頭部を徹底解剖。文字通り、頭の中を解説します。)

__________________

桑原:

フィギュア初心者の方に、意外と知られていないフィギュアの塗装。

超シンプルです。

 

一つ一つ手作業で塗っています。

 

もちろん部分的には、タンポ印刷であったり、デカール(シールみたいなものです)であったり、デジタルプリントを用いたり、量産における最善手を試行錯誤するワケですが、基本は手作業。

 

「え...?機械でやればいいんじゃないの...?」

 

と思う方もいるかもしれません。

しかし、多くのフィギュアは再生産されないので、たった一度の生産の為に、専門の機械を作るというワケにはいかないんです。

工業的な仕組みで、同じ規格、同じ工程で数年、もしくは数十年作り続けるとなれば機械を作った方が効率が良いのかもしれませんが、そういうワケにもいかないので...。

 

上記のサンプルとかを作る部署に専用のチーム」というのは、工場でお手本とするサンプルを作る人達。

平たく言えば、特段上手い方々のことです。(なんていうか、弧影衆的な感じです)

 

その特段上手い人達だけでチームを組んでもらって、量産の作業をしてもらっている。

 

なんとも贅沢なことなのです。

「そんなのアリかよ」

って感じですが、実際実現しているんでアリなんですね...すげぇ。

 

長々説明しましたが、

 

「フィギュアの色を塗るって超大変」

 

ってことです!!

 

 

 

【七の問】 フロム・ソフトウェアが紡ぐ世界

桑原:

お馴染みではありますが、フロム・ソフトウェアさんの徹底監修。瓦釘の一本に至るまで資料があったとは驚きです。
黒騎士の時もそうでしたが、監修や頂いた資料から新たな発見が今回もあったと思います。

(Gecco新作、黒騎士スタチューに込められた思いを探る。Geccoさんに直撃インタビュー!)

「これはきっとみんな知らないだろう」といった、立体化に際して明らかになった新事実はありますか?

 

Gecco:

もちろんゲームが発売されるよりも先に資料をいただいているのですけども、『DARK SOULS』などと違い、僕ら自身もはじめて見る、知ることばかりだったので、そういった意味では全てが新事実なんでしょうね。

兎に角、スゴイ資料で素材感であったりどれくらい使い込まれたものなのかであったり、形状以外にもかなり作り込まれたキャラクターであることは間違いないです。

 

ほとんど見えなくなっちゃうのがもったいない!!

 

Gecco:

ゲームを実際にプレイして最終的なイメージのすり合わせを行いましたが、懐に忍ばせたクナイなど、ゲーム中では気づかないディテールや、完成後には見えなくなるようなテクスチャがあったりと、やはりフロムさんのキャラづくりは半端ないなと思いました。

 

__________________

桑原:

各作品のアートワークスを見る度に感じる、設定の作り込みの奥深さ。

ゲームプレイ時は、当然ボタンを押すだけで対応するアクションが行われます。

 

「ボタンを押したから動く」だけで終わらず、その世界の中で「なぜ、どのようにして動くのか」といった整合性を生むモーションや、ビジュアルに対するこだわりが徹底しているなぁ、と感心するばかりです。

 

アートワークスを見るだけで幸せになれるので買いましょう。

 

『SEKIRO』のアートワークスでも、忍義手の構造を確認出来るページがありますので、スタチューの忍義手と見比べてみると、その再現度に度肝を抜かれるはずです!!

 

 

 

【八の問】 メーカーからの恩寵、予約特典

桑原:

ビジュアル・モーション共に魅力的な義手忍具が多数登場しましたが、今回の予約特典は「火吹き筒」と「仕込み斧」の二種。
沢山の義手忍具の中から、これを選んだ理由はなんでしょう?

 

Gecco:

ゲーム中で使い勝手の良い義手忍具や、人気のあるものを選ぶというのもひとつの方法ではありますが、今回は造形的な見栄えと、ポーズにあわせた義手忍具から選択しました。

仕込み斧はシルエットが他の義手忍具と大きく異なりますし、火吹き筒は通常の義手よりもさらにディテールが細かいというのが決め手となりました。

 

__________________

桑原:

「指笛」がエピソード込みで好きなんですが、見た目に関しては恐ろしく地味。

立体映えの観点から見ると、予約特典の二種はうなずける選択ですね。

(赤尾さんの苦労が増えたのは言わずもがなである。)

 

イカれ...景気が良い歴代予約特典。

 

予約特典が、常に豪華なGeccoさん。

 

「別売りでも大丈夫なんじゃ...?」

 

と思うほど、ボリューム・クオリティ共に大盤振る舞い。

 

メーカーさんにとって(小売店でもですが)予約数は超大事。

実物を見ずに買うというのは、お客様にとって不安もあると思います。

(Geccoアイテムは努力の甲斐もあって、製品クオリティも安心ですが)

 

予約特典はその不安があったうえで、メーカーさんを信頼して頂いたお礼みたいなものだと思うので、ありがたく頂戴しちゃいましょう!!

 

 

「火吹き筒」と「仕込み斧」の二種は予約特典ですので、ご予約をオススメ致します!

 

ちょっと生々しい話になりますが、Geccoさんのアイテム、ことフロム・ソフトウェア作品のスタチューに関しては、発売後にプレ値で取引されている事が多々ありますので、きっとこの狼も...。

 

つまり!!

 

予約して買うと節約になる!!

 

予約特典まで貰えちゃう!!

 

賢すぎる...。

予約とはなんてスマートな行為なんだろうか。

 

 

【九の問】 "牙"は更に増えるのか?

桑原:

武器の差替えや持替えと言えば、やっぱり『Bloodborne』シリーズの時のハンターズアーセナルを思い出さずにはいられないんですが、今回も追加の義手忍具の製作・販売なんかは考えていたりするんでしょうか?

 

Bloodborne/ ハンターズ・アーセナル: 大砲 1/6スケール ウェポン

 

大砲は在庫ございます!お見逃しなく!

 

Gecco:

ハンターズアーセナルの場合、スタチューに持たせるだけでなく武器単体で飾って楽しむことが出来ましたが、義手忍具の場合「スタチューありき」になるので、そこは難しいかも知れませんね。


でも「こんな義手忍具が欲しい」というのがあれば、ばんばんリクエストしていただきたいです!

 

__________________

桑原:
仕掛け武器自体のコレクション性に加えて、「持替え」という遊びの要素を持った「ハンターズアーセナル」

「狩人」スタチューと共に飾ることで世界観をより一層引き立てていたので、『SEKIRO』の世界観を引き立ててくれるアイテムも待ち遠しいですね。

 

「1/6スケール 鬼仏」あたりが手堅いでしょうか??

でもアイテム系から、ライフサイズものも期待しちゃったり。

 

お米 - 隻狼 攻略Wiki(SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE) : ヘイグ攻略 ...

 

ライフサイズ「お米」なんてのは...

メーカー「JA」で、スーパーで売ってるわな。

 

 

【十全の問】 Gecco × 『SEKIRO』シリーズの行方

桑原:

SDCCではハーフサイズの忍義手も展示されていましたが、今後『SEKIRO』シリーズは続いていくんでしょうか?
僕は"巴流"の「弦一郎」が見てみたいなぁと思っています!

 

 TORCH TORCH / SEKIRO SHADOWS DIE TWICE Tシャツ

 

TORCH × TORCHのTシャツもよろしくお願い致します!!

 

Gecco:

山本晋先生のコミック「SEKIRO 外伝 死なず半兵衛」が滅茶苦茶カッコ良かったので、僕は半兵衛推しなんですが(笑)

 

 

Gecco:
『SEKIRO』も御多分に洩れず、名作ですから、時間がかかっても他のキャラもスタチュー化していきたいですね。
やれたとしても、かなり時間がかかりそうですが(苦笑)

 

__________________

桑原:

半兵衛はね、商業的にちょっと難しいと思います。笑

そんなん言ったら個人的には「首無し」だって欲しいですから。

 

ソウルシリーズや『Bloodborne』といった作品は、リリースから数年を経ても、コアなファンが沢山いるコンテンツですので、時間がかかっても待っているよ!という方も多いと思います!多いよね?!

 

同スケールで同作品のキャラクターを並べるのは、コレクションの醍醐味の一つですから、狼だけでなく他のキャラクターがリリースされることを祈っております!

 

皆さんも立体化希望のキャラクターをどんどんGeccoさんにリクエストしてみましょう!!

Geccoさん自身が「半兵衛」を挙げるくらいなので、あなたの意外な一票がラインナップに影響を及ぼすかもしれません!

 

言うだけタダなんでね、ふふふ。

 

__________________

 

全十問にわたるインタビュー、いかがでしたか?

全身にわたるあらゆるこだわり、その一端でも感じて頂けたでしょうか?

 

最も魅力的な構図はどういったものなのか。

原型の緻密なディテールをいかにして再現するか。

塗装の精度を高くする為にはどうしたらいいか。

経年劣化に負けず、長く楽しんでもらうにはどうしたらいいか。

 

沢山の過程を経て、皆様のお手元に届くアイテム。

そんな背景を知っていると、いつもよりフィギュアの重みが増すかもしれません。

 

ご予約済みの方は、期待から確信へ!(お楽しみに!)

ご予約検討中の方は、躊躇から決意へ!(なにとぞ、どうかなにとぞ)

 

長くなりましたが、そんなお手伝いが出来ていれば幸いでございます。

 

ご予約はこちらからどうぞ!

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE/ 狼 1/6スケール スタチュー

 

 

それでは本日はこのへんで!!

 

∴桑原∴

 

 


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