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「GAMERA × TORCH TORCH」特撮映画の金字塔、「平成ガメラ三部作」がTシャツになります!

            

 

こんにちは桑原です。

TORCH TORCHの新作、ご予約開始になりました。

 

TORCH TORCH / ガメラ Tシャツ

 

 

今回のデザインは平成ガメラ三部作をフィーチャー。

 

大好き!!!

怪獣映画で一番好き!!!!!

 

「平成ガメラ三部作」

 

この文字だけで心が踊りませんかね。

だって、本当に面白いんですもの。

 

とはいえ、ここに正直に吐露致しますと、亀という生き物にあまりカッコよさを見出したことがありませんでした。故に平成ガメラを見るまで僕は「ガメラ」という怪獣にそこまで惹かれていなかったのです。お、怒らないでください......!

 

ゼットンのなんの生物由来でもない感じ、本当に昔から好き。これで宇宙恐竜なんだもん。わかんね〜

 

かつての桑原少年は怪獣というくくりであれば、爬虫類だったり恐竜的な印象を受けるゴジラや、突飛な色や地球の生態系から逸脱したルックスを持つ円谷怪獣(めちゃくちゃ範囲広い表記ですが)達に惹かれていたのです。

 

後にガイガンを好きになる布石をここに感じる。

 

個人的には「暴君怪獣タイラント」なんて、色合いといい設定といいお気に入りでした。一気に色んな怪獣の要素が楽しめるなんて高コスパじゃないですか!!(怪獣をコスパで語る幼児、なんか嫌だな)

 

天才の仕事である。本当に敵怪獣がカッコいい。最近立体物増えて嬉しい。

 

しかし、敵怪獣の外見に惹かれ「平成ガメラ三部作」を見るとあら不思議。

 

「ガメラ、めちゃくちゃカッコいいじゃねぇの......!」

 

僕はこの遅れを取り戻す為に生きている最中です。

 

もはや絵画。家に飾りたい。

 

怪獣の外見や設定だけでなく、それらをいかに魅力的に見せるか。どんなにCG技術が進歩しても、それは手段であり、技術でしかなく、根本としての”いかにして魅せるか”の視点、感性。そういった部分があまりにも鋭利に研ぎ澄まされていることに気付かされます。「平成ガメラ三部作」を特撮映画、怪獣映画の最高峰として名前を挙げる方も多く、かくいう僕自身そう思っております。

 

 

おお、そうだ。

すみません全然Tシャツの話になってないですね。しょうがない、だって平成ガメラ三部作の話なんだもん。

 

 

文頭でもお見せ致しましたが、今回のデザインは「ガメラ55周年」にあたって制作されたビジュアルを元にしています。

 

映画館で見ることが出来て、本当に感無量でした。良い経験をさせてもらった......!

 

4K Ultra HD Blu-rayのパッケージやドルビーシネマのポスターでも使われていたので、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

 

平成ガメラは作品毎にそのスーツデザインが異なり、その外見とストーリーから生まれる雰囲気の違いを一目で感じ取れる、非常に優れた公式ビジュアルだと思います。

 

今回、Tシャツ製作にあたって、

 

「このビジュアルを使わせて頂けるなら、それは願っても無いことだ!」

 

ということでチョイス。

元ビジュアルそのままだと色が強いので、色合いをかなり浅めにしてアパレルとして着やすくなるよう調整しました。

 

描き下ろしだったり、新規デザインもそそられますが、ファンとしてはオフィシャルで広く使われたビジュアルも愛していますもんね。

 

「ストレートにそのデザインでグッズ出してくれたら買うのに〜〜!!!」

 

って思ったことありませんか?俺は100回はある。

 

 

と、全体的な仕様をご説明したうえで、各アイテムを改めてご紹介させて頂きます!

 

●『ガメラ 大怪獣空中決戦』

 

『ガメラ 大怪獣空中決戦』 × TORCH TORCH/ Tシャツ G1ノーマルVer.

 

ガメラの頭上にさりげなくあしらわれたギャオスの姿もアクセントに。

 

この頃のガメラは、目がクリクリしていてとてもかわいい。守護者・守護神・子供の味方、みたいな昭和ガメラのイメージを引継ぎつつ、ブラッシュアップされた本編内容を象徴するようなルックスだと思います。

 

 

写真だとちょっと分かりにくいんですが、下部の文字部分は艶のあるクリアインクでオーバーコート。

 

 

文字だけツヤッとしていて、リッチ感があります。

 

ちなみに、シルクスクリーンを7版使用していまして、一見シンプルに見えるんですが実は結構な工程を重ねています。

 

「なんで7版も?そもそも版ってなに?」

 

って感じしませんか。俺はちっともわかりませんでした。

 

↓興味ある人だけ読もう!

___________________

●版

印刷する時に使う、マスキング型みたいなもの。

印刷したい部分に小さい穴が空いていて、その穴を透過して対象にインクが乗る。

昔はそれに絹(シルク)を使っていたので、シルクスクリーンという名称なんだそうです。

今はナイロンとかポリエステルを使う。

___________________

 

シルクスクリーン印刷はその特性上、色数やインクのツヤの有無の分だけ版を作らなければいけません。

 

色が多かったり、グラデーションを表現したかったり、前述したように質感を変えるのにも別のインクを使う為、インクごとに別の版が必要なのです。大変だ。

 

こちらは後述する「クラウドファンディング版」のデザインですが、わかりやすいので使いますと

 

版の分け方はざっくりこんな感じです。

 

 

やりたいことを要素ごとに分解し、版を作っていきます。

(上の図では、文字に使っているクリアインク用の版が省略されています)

 

「デザイン出来た!そのまま印刷!」

 

というワケにはいかないんですね。

デザインが完成したら、版分解とインク指定をしなければならない。

インクは、一色ごとに職人さんが混ぜて作ります。たいへんだ……!

 

しかしこの手法だと、質感や色などコントロールできる幅が広がるので、苦労に見合う見返りもあるというワケです。

 

『源平討魔伝』の複製原画の時とは印刷技法が違いますが、印刷って本当に奥が深くて難しいぜ...。

 

↓ご参考までに。色を再現することの難しさが少しでもお伝え出来れば!!

『源平討魔伝』複製原画、35年の時を経て真の筆致が甦る。

 

 

ちょっと脱線しましたが、

 

「へ〜〜Tシャツって、沢山売られてるけど色々考えて作られてんだな〜〜」

 

みたいな感じのことが伝わったら嬉しいです。

Tシャツ好きだけど、全然知らなかったから......俺......。みんな知ってるもんですか??

 

 

さて、商品仕様のお話に戻りましょう。

 

ボディカラーは先にお見せしていたバニラホワイトに加え、インクブラックの2色展開。

 

「これの黒ありますか?」

 

って人生で何回聞いたか分からないので、ブラックカラーがあるのは最高です。

 

サイズはSからXXLまでの5サイズ展開。

TORCH TORCHの過去アイテムで言うと『黒沢 清 アパレルコレクション』や『Demon's Souls』『Bloodborne』『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE 』、のコレクションと同じ。世間的に流通するベーシックなサイズ感と思って頂いて大丈夫な気がします。ご参考までに!

 

※直近のエイリアンのコレクションよりは全体的にちょっと大きいです。

 

ご予約はこちらからどうぞ!!

 

G1ノーマル/バニラホワイト

S M L XL XXL

 

G1ノーマル/ブラック

S M L XL XXL

 

 

こちらのノーマルカラー以外にも、

 

『ガメラ 大怪獣空中決戦』 × TORCH TORCH/ Tシャツ G1モノトーンVer.

 

 

ビジュアルをモノトーンにチェンジした、モノトーンver.のご用意もございます。

 

怪獣ってモノトーンも映えるよね。

 

こちら、モノトーンver.と銘打っていますが単なる白黒ではなく、砂埃や夕焼けをイメージして若干の黄色みを加え、味わい深くなるように調整しています。これがデザイン!!

 

とはいえ、基本ベースはモノトーンなので、ノーマル版との対比も楽しんで頂けるはず。

Tシャツの着こなしは人それぞれこだわりがあると思いますので、あらゆる方の着こなしに対応出来れば嬉しいです。個人的には夏場はTシャツのみなので、ノーマルver.を着たい。春・秋なんかにインナーとして着るならモノトーン。

 

いやでも結局、羽織物の色に左右されるから、全部着やすい気がしてきました。

宣伝の為とかじゃなくて本当に。

(この前掃除してTシャツ数えたら、100枚越えていたので、本来もう買わなくていいのかもしれない。Tシャツ所持数の平均値が分からないです。)

 

大好きなガメラと、大好きなTシャツの話なので、今日は非常に偏った視点でお送りしている気がします。自覚アリ。

 

ご予約はこちらからどうぞ!!

 

G1モノトーン/バニラホワイト

S M L XL XXL

 

G1モノトーン/ブラック

S M L XL XXL

 

 

●『ガメラ2 レギオン襲来』

 

『ガメラ2 レギオン襲来』 × TORCH TORCH/ Tシャツ G2ノーマルVer.

 

怪獣が白目剥くのってやはり良いですよね。なので、ゴジラなら当然GMKが一番怖くて好きです。

 

ええ。

個人的に一番好きです、G2が。好きすぎて倒置法になるくらい好き。

 

物語中盤、レギオン草体の大爆発を直撃する瞬間のビジュアルだと思われます。

 

ここの衝撃凄まじいですよね。

何回見てもガメラが負けてしまう。応援したら仙台で勝つんじゃねーか?って思うんですけど、絶対負けてしまう......。

 

仙台を消す怪獣、レギオン(草体)。

 

レギオンはね、怪獣としての性能がチートクラスなので、ガメラが怒るのも無理はないです。

 

地球に来るんじゃねーーー!!

 

ってところですね。頭をへし折るところが景気が良い。

 

 

G2ガメラはG1のスーツを流用することで、G1のかわいらしさに雄々しさや刺々しさが程良く追加されて、よりヒロイックになっているのが魅力的。

 

シルエットだけでハッキリ認識できるマザーレギオンの異形っぷり。唯一無二の怪獣だよねぇ。

 

しかし、このシーンでは荒神のような姿を見せる事で、見るからに戦闘に特化したG3の怖いビジュアルへの橋渡しになっているのもすごくいいです。確かにガメラの敵にはなりたくない......。

 

またTシャツと関係ない話になってしまいました。仕方ない、平成ガメラ三部作は俺を狂わせるのだ。

 

ご予約はこちらからどうぞ!!

 

G2ノーマル/バニラホワイト

S M L XL XXL

 

G2ノーマル/ブラック

S M L XL XXL

 

 

『ガメラ2 レギオン襲来』 × TORCH TORCH/ Tシャツ G2モノトーンVer.

 

 

G1〜G3共通で、ノーマルver.だけでなく、モノトーンver.をご用意。当然、G2モノトーンver.も単なる白黒では終わらせていません。

 

 

ガメラ2は何かと夜間の戦闘が多い!ということで、若干の青みを加えることで劇中での雰囲気を醸し出しています。ビジュアルの元シーンである最終決戦も夜間ですが、G2初登場時も夜間ですし、戦闘シーン以外も暗いところでのシーンが多い印象です。地下鉄とかね。(地下鉄のシーン。ソルジャーレギオンに襲われる市民の中に俳優の大泉洋さんがいます。その他、安田顕さんと鈴井貴之さんも出演しているので、『水曜どうでしょう』ファンの方もG2見ましょうね。曲でニヤニヤするはず。)

 

ご予約はこちらからどうぞ!!

 

G2モノトーン/バニラホワイト

S M L XL XXL

 

G2モノトーン/ブラック

S M L XL XXL

 

 

●『ガメラ3 邪神覚醒』

 

『ガメラ3 邪神覚醒 』 × TORCH TORCH/ Tシャツ G3ノーマルVer.

 

 

G1のスーツの転用がG2スーツであり、デザイン的にも系譜を感じる二体ですが、G3は完全新造のスーツ。

 

過酷になっていく戦いに備えるかのように、全身トゲトゲで、顔立ちも超ワイルド。口なんか裂けるくらいに大きく開いていて、しっかり怖いですよね。1作目の可愛げのあるガメラと比べると、お祭りで取った小さなミドリガメが、なぜかワニガメになってしまったくらい衝撃のイメチェンを果たしています。

 

ギャオスを粉砕するほどのパワー。丸っこくてお目目パッチリのガメラはいない......。

 

なんかこの、すっかり戦闘仕様に切り替わったというか、「亀=甲羅=防御」みたいなイメージから、完全に攻めの戦い方になった雰囲気がどこか切なさを孕んでいて、G3全体に漂う悲壮感みたいなものを体現してる気がします。

 

「うう......ガメラ......お前そうまでして戦うのかよ......」

 

みたいな。

カッコよさ、恐ろしさを感じさせると同時に、なんかもうツラくなってくる戦いっぷりなんですよね、G3。

 

「よく見ると」というレベルではなく明確に一般市民が被害に遭う。怪獣は危険な存在、というのが頭に残る。

 

一般市民からしたらたまったもんじゃないシーンもありますが、あの世界から切り離され、過去作での戦いを把握している観客の視点から見ると、やはり悲壮感が垣間見えるのは否めないと思うのです。

 

......はぁ〜〜!!

またTシャツの話じゃなくなってる。

 

ご予約はこちらからどうぞ!!

 

G3ノーマル/バニラホワイト

S M L XL XXL

 

G3ノーマル/ブラック

S M L XL XXL

 

 

『ガメラ3 邪神覚醒 』 × TORCH TORCH/ Tシャツ G3モノトーンVer.

 

 

ここまで来ると、言わずもがなって感じがしますが、当然ただの白黒ではございません。

 

最近、突然立体化に恵まれているイリスもきちんと写ってます。

 

燃え盛る戦闘をイメージして若干の赤紫の色味を加えています。渋谷でのバトルといい京都での最終決戦といい、G3は爆発が特に景気いいです。ナパームの量が凄い気がします。イリス自体がオレンジ色なのもあって、G3は確かに赤っぽい印象ありますね。

 

Tシャツのデザイン自体とは大きく関わりがないんですが、個人的に発見だった事が、

 

1.GUARDIAN OF THE UNIVERSE

2.ADVENT OF LEGION

3.THE ABSOLUTE GUARDIAN OF THE UNIVERSE

 

という、Tシャツ下部に印刷された英題。

それぞれ直訳すると(直訳といいつつ、自分の感覚で単語を選んでます。)

 

1.森羅万象の守護者

2.レギオンの出現

3.森羅万象の守護神

 

こんな具合で、原題とは異なる風合いになるのが新鮮でした。

(※G2は「Attack of Legion」G3は「Revenge of Iris」の表記もあるみたいです。)

 

レギオンはともかくとして、「空中決戦」とか「邪神」のニュアンスはないですもんね。まぁ、洋画の邦題が原題とかなり違うってのもままあることなので、特段珍しい現象ではないのですが、漢字の副題に慣れていた僕としては新しい発見であり、そこらへんも楽しめるのが今回のTシャツの魅力の一つな気がしています。

 

ご予約はこちらからどうぞ!!

 

G3モノトーン/バニラホワイト

S M L XL XXL

 

G3モノトーン/ブラック

S M L XL XXL

 

以上、今回受注開始したTシャツすべてのご紹介でした!

 

___________________

 

さて。

アイテムの紹介は以上なのですが、只今こんなプロジェクトが行われているのをご存知でしょうか??

 

「うぶごえ『ガメラ 大怪獣空中決戦』ガメラ永久保存化プロジェクト」

 

 

前述のように、G1のスーツはG2スーツ製作時に転用されている為、唯一現存しないのです。

そこで。

 

「『ガメラ 大怪獣空中決戦』にて使用されたガメラのスーツを復活させよう」

 

という、超重要なプロジェクト。

出資を募り、みんなで達成する。クラウドファンディングというやつですね。みんなのマナを受けてガメラが復活するみたいで、俺ワクワクするよ......!!

 

 

プロジェクトは既に達成済。

ここからはストレッチゴールを目指す段階に入っていく段階ですね。ガメラ!!復活決定おめでとう!!!

 

クラウドファンディングの特徴の一つとして、出資した方にはお返し、返礼品があることが一般的です。今回のプロジェクトでは、形に残るものであったり、スタジオ見学ツアーといった体験型の返礼品もあり、その中の一つとしてTORCH TORCHも協力させて頂いているのです。

 

 

返礼品のTシャツは、受注開始したTシャツ数よりも色数・版数の多い特別アイテム。クラウドファンディングでしかゲットできないアイテムですので、そちらもチェックして頂ければ幸いです。

 

こんな形でガメラ復活のお手伝いが出来るなんて......!!と、言いつつ俺自身は特になにもしていないんですが、こうして記事を書く事でこのプロジェクトが広まればいいなと思っています。

 

この記事をここまで読んで頂いたうえで、平成ガメラ三部作を未視聴である場合は、是非ご覧になってください!!あの感動を今から体験できるの羨ましいぜ〜〜〜。

 

最後にTORCH TORCHディレクター、原田プリスキンの至言を1つ。

 

「平成ガメラは見てない人か、好きな人しかいない。」

 

マジでそれ。

 

それでは本日はこのへんで〜〜〜

ご予約はこちらからどうぞ!

TORCH TORCH / ガメラ Tシャツ

 

 

 

∴桑原∴

 

 

 


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